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Specifications of Steviaステビアの規格

ステビア甘味料の国内規格

2007年3月、第8版食品添加物公定書にステビア抽出物として収載されました。
   2018年2月1日、第9版食品添加物公定書に収載されました。規格は次の通りです。

「ステビア抽出物」

「ステビオール配糖体 4種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドA)の合計量80.0% 以上

「ステビオール配糖体」

「ステビオール配糖体 4種 (ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドA)の合計量として80.0% 以上を含み、かつ、ステビオール配糖体 9種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシド)の合計量として 95.0% 以上

ステビア甘味料の国際規格

2021年第91回JECFA会議で決められたJECFA monographs26

「ステビオール配糖体」

ステビア・レバウディアナ・ベルトニーの葉に派生する任意の方向の主要な糖部分(グルコース、ラムノース、キシロース、フルクトース、アラビノース、ガラクトース及びデオキシグルコース)の任意の数または組み合わせに結合したステビオール骨格を含む化合物の混合物からなり、乾燥ベースでのステビオール配糖体の合計で95% 以上

ステビア甘味料の主な承認国と規格

地域 規格 主要許可国
北アメリカ JECFA カナダ
JECFA 米国(GRAS)
南アメリカ  JECFA  ブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビア、ペルー、メキシコ、パラグアイ、ウルグアイ等
オセアニア  FSANZ  オーストラリア、ニュージーランド
アジア  JECFA  香港、台湾、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、インド、フィリピン等
 GB規格  中国
 ステビオール配糖体13成分の合計が95%以上  韓国
 ステビオール配糖体80%以上  マレーシア
 ヨーロッパ   EU規格  欧州連合
 JECFA  ロシア、スイス
なお、上記の許可国、規格に関しましては、作成時点の情報であり、常に修正や追加等が加えられますので、輸出等に際しましては事前に当社営業にご確認をお願いいたします。 また、記載のない国についても営業へご確認ください。

用語解説

ADI (Acceptable Daily Intake)一日摂取許容量
CCFA (Codex Committee on Food Additives)CODEX委員会食品添加物部会
 CODEX委員会  国際食品規格委員会
 EFSA  (European Food Safety Authority)欧州食品安全機関
 GSFA  (General Standard for Food Additives)食品添加物一般規格
 JECFA  (Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives)
国際連合食糧農業機関(FAO)/
世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家委員会
 ステビオール
グリコサイド
 日本ではステビア甘味料は『ステビア抽出物』と法律で名称が決められて
いますが、国際的には『ステビオールグリコサイド』(ステビオール配糖体)と
名称が決められました。
 GRAS  (Generally Recognized As Safe)
一般に安全として認められたという意味。アメリカ合衆国では新しい物質に関する申請は、新規の食品添加物申請とGRAS申請の2つの方法があります。
GRAS申請制度については1997年以来届出制に変更されました。申請者はGRASであるとの証明として、製造方法と規格、及び安全性データと食品への使用目的をまとめた書面を作成し、専門家の評価を受け、問題がなければ自己認証GRASとなります。さらにFDAへの通知も可能です(義務ではなく届出をしなくても良い)。届出を行うとFDAから異議なし、異議ありの回答が送られてくることになっています。


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