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News守田化学工業(株)と味の素(株)が原料供給で提携

 

 

2020/12/01/

 

守田化学工業株式会社(代表取締役:守田豊重 本社:大阪府東大阪市)は1971年に世界で初めて天然甘味料ステビアの開発に成功したパイオニアで、現在世界的に食品で使用されている「レバウディオサイドA」も、当社の品種改良の成果によるものです。

 

この度、多様化する市場ニーズに応えるために、味の素㈱が「AJISWEET™ 」ブランドで新たにステビア甘味料市場へ参入し、その原料供給で当社と契約を締結しました。味の素㈱は2020年11月30日にまずは米国で「AJISWEET™ RA」を発売し、カナダ、メキシコ、欧州及び中南米へ販売地域を順次拡大する予定です。

これまで味の素㈱はアスパルテーム等の高甘味度甘味料を世界的に販売してきた実績がありますが、植物由来のステビアは新規素材であることから慎重に原料サプライヤーを選定し、「ステビアの守田」として業界での地位を確立している当社と提携する運びとなりました。

 

当社はレバウディオサイドA高純度品等を中心に、長年培ったノウハウである精製技術と日本品質の良さを最大限に活かした製品を新見工場(岡山県)で製造し、「AJISWEET™ 」ブランドへのステビアの原料供給を全面的に担います。

また、昨今世界で注目されている「レバウディオサイドM」等の新規甘味成分は、当社が独自に品種改良したステビアの葉に含まれており、既に10成分の物質特許を日本、米国、欧州、韓国、マレーシア等で取得しています。当社は、これらの新規甘味成分を配合した製品も今後グローバル展開していく予定です。

 

昨今の健康志向ブームから今後益々低カロリー甘味料の必要性が高まることを見据えて、当社は今後もステビア甘味料の味質改良に注力し、味の素㈱との提携を機に更なるおいしさの追及と世界への飛躍を目指します。

 

既にAvansya(カーギルとDSMの合弁会社)、Tate&Lyle、INGREDIONが生産を開始していることから世界的に食品開発が進んでおり、
同社の特許契約を基に市場の寡占化が進むと言えるため、許諾されていない他の中国企業等にとっては大きな痛手となる。

 
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